Ciamar a tha thu?

目標は家族でアイルランド移住

23 October 1993

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1993年10月23日

中央寄りの青いシャッターがある場所にあった鮮魚店爆弾事件があって実行犯1人と当時お店に来ていたお客さん9人を含む計10人が亡くなったそうです。道の反対側には慰霊碑等があります。

 

 

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4月にベルファストに行った時に私は初めてここに行きました。

この事件が起きた当時夫は現場から目と鼻の先にいたそうですごい爆発音がしたことや目の当たりにした※惨状を今でもハッキリ覚えているそうです。(※詳細を教えてくれましたが、ホラー映画以上でした)

 

この時夫にケガ等はありませんでしたが、夫は生まれてからずっとベルファストで過ごして来たのでこういった爆発事件や発砲事件に度々遭遇したり(流れ弾に当たった痕が2ヶ所)昔の映像を見ると手荷物検査をする検問があったり銃を持った兵士や武装組織のメンバーが歩いていたり道端で車が燃えていたり、、、国は違えど同じ時代を過ごしていたとは思えないような体験を夫はして来たんだなとしみじみ思いました。

有休申請

何でも来年のGWは10連休になるそうで、4/29~5/1の平日がすべて休みになるのは大変有難いです!

 

今年の続き、来年のGWも一時帰国をするので、私は有休申請をする際に出発日の半休申請と4/25・26と4/29~5/1の5日間の有休申請を出さなければいけないのが憂鬱だったんですよね。(数日分の申請を一度に出来ないため)

なので、申請回数が減るのと有休を使わなくていいのと祝日間の平日数日間休む後ろめたさがなくなるのでめちゃくちゃ嬉しいです!来年だけと言わず、再来年も休みにして欲しい、、、

 

一般企業に勤めてて日本から海外への一時帰国をしてる人には分かってもらえるだろうけど、混む時期を避けて1週間以上休みを取るのはホン~トに難しい、、、世間と一緒だと有休を使わなくていいし、後ろめたさもないけど家計がパンクしてしまふ。なので、我が家は私の仕事の繁忙期を避けつつ、世間より早めに出て早めに帰る or 遅めに帰るようにしてます。

 

今年のスケジュールは、4/25~5/7と長めだったのであちこち行ったりする事ができましたが、来年は短めなのでベルファストに6日間しか滞在できません、、、せっかく行っても1週間も居れないなんて~と思うけど懐に余裕がないので仕方ないです。だからたとえ、予約時に10連休を知っててもスケジュールは変わらなかったと思います。

 

海外から日本に一時帰国する人達のように2週間~1ヶ月ぐらい休めればどんなにいいか、、、とついつい考えちゃいますね。

 

人生初の目標

Q.

何故に語学学校へ?

 

A.

国際結婚してても、私の英語力が乏しすぎるから

 

私が海外との繋がりを初めて持ったのは中学生の時。

友達に誘われるまま入った英語クラブの先生から

「海外にいる同じ年頃の子と手紙のやりとりをしてみない?」

と勧められたのがきっかけ。

 

詳細は覚えてないけど、私は英国・ウェールズに住むルイーズという同い年の子と手紙のやりとりをするようになった。彼女はまったく日本語が分からないからやりとりは英語のみ。当時英語の成績はあんまり良くなかった私は彼女からの手紙の翻訳と自分の書いた文の翻訳を通っていた個人塾の先生にお願いしていた。今の時代のように翻訳は簡単ではなかったから、あの先生がいなかったらやりとりは続かなかったんじゃないかな?辞書をひいて自分で調べたことはあったけど初歩的なことをちゃんと勉強してない故に単語の意味は分かっても繋げると「何じゃこりゃ?」の連続だった。

 

ルイーズからの手紙には同い年ながら日本では考えられないようなことがいくつもあってその度に私はカルチャーショックを受けた(笑)中でも一番驚いたのは、

 

『この前彼氏と踊りに行って帰りが遅くなっちゃったw』

 

彼氏・・・?

踊り?フォークダンスやら盆踊りやら運動会ダンスとは違うよね?

夜遊び?夜に出歩くって言ったら地元のお祭りの時ぐらい?

 

この一文に私がどれだけショックを受けたことか!!

でもこれに関してちょっと気になったんで参考までに夫に聞いてみると

 

「普通じゃん?」

 

って返って来ました、、、文化の違いってやつを改めて感じましたね。

 

そんな彼女とのやりとりも1年ぐらいしか続かず(主に私が塾を辞めたため)あれからもう30年も経ってしまいました。もし今連絡が取れるなら今度はメールでやりとりをしたいし、会いたいですね。彼女からの手紙は実家を探せばどこかにあると思う(多分)けど、最後に見たのが16~7年前で引っ越しの時にどこにしまったか記憶にないんで探しようがない。せめて彼女のフルネームを覚えてればfacebookで探すんだけど、残念ながらまったく覚えてない、、、何かのきっかけで思い出せればいいんですけどね。

 

まぁそんな感じで彼女以外にもアメリカの子や韓国の子とも数回やりとりをしたのが私の最初の海外との繋がりですね。

 

それからうーんと間が空いて、2013年の秋に何となーくまた昔みたいにやりとりがしたいなと思うようになって、某サイトでアメリカに住む一児のパパとメールやSkype(メッセージが主)のやりとりをするようになったんですよね。お互い娘がいるってことでプレゼント交換したり楽しくしてたけど彼が離婚してから音信不通になっちゃいましたね。

 

その後に今度は英国・ウェールズの年下の英国人とLINEでやりとりをするようになったけど、こちらも長くは続かず、彼が結婚するというタイミングで終わりました。そこから知り合う場を言語交換サイトに変えてから最初に知り合ったのが今の夫なのです。

 

この当時から今でも夫は私が間違った文法の英語を使っても指摘等はせずに若干イミフでも前後の文で理解するといった感じなのであれから4年経っても私の英語力は横ばい状態なんですよねぇ、、、一緒に生活するようになって覚えた単語やら言い回しはいくつかあっても基本が微妙で中途半端な英語力だから一度ちゃんと学校で勉強したいんですよね。それも日本で~じゃなくて完全に英語漬けの環境で。

 

恐らく学校に行けるようになる頃にはアラフィフに片足突っ込んでるだろうけど、人生で初めて出来たしたいこと(目標)なんで頑張って叶えたいんですよね。私の一番の理解者(夫)が叶えられるように心から協力してくれればいいんだけど、残念ながら今の所はそんな感じじゃないんですよねぇ、、、

 

気持ちの相違

国内外問わず、移住となると夫婦お互いの意見が合わないことには先に進まないですよね?

 

私の夫は移住の話を出した時から明らかに乗り気ではなく常に「すべてが心配だ」を繰り返してる割に「移住に反対してる訳じゃない」って言うんですよね。でも私がやれ『ここの学校見てみたい』とか『こういう部屋良くない?』ってな話をすると一応聞いてはくれるけど大概マイナスな答えが返って来るんですよ。

 

「場所にもよるけど家賃がすっごい高いんだよ」

とか

「光熱費の平均?君は寒がりだから暖房費は結構かかるだろうし、それも場所によるから大体って言われても分かんないな」

とか

夫は夢見がちな私に対して親切で現実はこうなんだよって言う意味も込めてそう言ってくれてるんだろうけど何か納得いかない。私としてはこれから色々細かく調べていって計画を立てていきたいから、国は違えど隣国だから夫の分かる範囲でいいから教えてくれれば~と思って聞いたのにさ。

 

緯度的に北海道のような北国から来た夫には真冬であっても「日本は毎日暑い」と言うほど快適ではないはずだけど、でも実は日本に永住したいのか?と思ったんで

『この先ずっと日本で生活するのとアイルランドどっちがいいの?』

と聞くと

うーーーーーーーーーーーーーーーーん、、、

と考え込んで結局その時は答えが出ませんでした。悩むんかい!

 

確かにベルファストに比べたら日本では爆弾事件なんてほぼ皆無だし、バスが燃やされるなんて事ないし、ご飯は安くて美味しいし、いい事は多いかもしれないけど一時帰国した時に夫の様子を見てると明らかに地元の方がそうなんですよね。今住んでいる所も田んぼに囲まれてて自然は多い方だけど、私はアイルランドの ケバブ 羊だらけの緑の山だったり真っ青な冷たい海の方が好きなんですよね。

 

今ちょこっとググっただけでやれ仕事がないだの住む所も高くて無理だの言って常に後ろ向きなことしか言わない夫にちょっとイラッとして来たので、そんなに乗り気じゃないなら私1人で(とりあえず)学校に通う選択肢も視野に入れておこうかなと。

 

(日本か英国か)どっちでもいい夫に対して、私は語学学校に行って一からちゃんと英語を勉強して、出来ればその後アイルランドで仕事が出来ればいいなと思ってるんですよね。まぁワーホリで来てる子たちより一回り以上も年上なんで簡単ではないと思うけど彼らより有利な点は【ビザ】ですかね?私の場合、アイルランド国籍の配偶者ビザになるんで制限がないんですよね。そういう所を最大限に利用できればいいんですけどね、、、

 

 

何故にアイルランドなのか

Q.

英国人と結婚した私が希望する移住先が夫の故郷であるベルファストではなく、何故にアイルランドなのか?

 

A.

夫との結婚手続きで色々とググるまで私もまったく知らなかったんですが、イギリスへの移住はビザ取得に係る課題がハンパないんです!

詳細は面倒なので『イギリス 配偶者ビザ』でググって下さい。

で、そのいくつかの課題の中で私たちが取得を断念したものは、

 

■英国人の年収が最低£18,600であること(約270万)

→あれ?そのぐらいならOKじゃね?って日本人なら思うかもしれませんが、英国内でこの年収を稼いでる人って国内の約半分ぐらいなんだそう。もちろん夫もボーナスが出ないただのエンジニアだったんでこれはクリアならず。

 

■ビザ申請費用が£1,523(約22万)※申請が却下されても一切返金なし

+大半の人が申し込むプライオリティ(優先)サービスが約9万

+半数が依頼してる行政書士の費用が約20~30万

■NHS(国保)の前払いが£500(約7万)

■IELTS Life Skills A1取得の受験料が¥24,138

→ぼったくりバーかよ!と言いたくなるぐらいの高額っぷり。低所得の夫と長い片親生活だった故、蓄えがほとんどない私にはハードル高すぎ。

 

■英国側のサポートしてくれる人からのカバーレター

→夫側にこれを頼める人が皆無だったためにこれもクリアならず。

 

もうね、ビンボー人で家族や友人等の人付き合いも薄い人は申請出来ないようになってるんじゃないかと思うような内容なんですよね。そういう訳で英国に移住する事は諦めていました。

しかし!別の方法でアイルランドになら移住が出来ることが分かったんです!

 

夫は英国と言えども出身は北アイルランド

英国人であっても2005年以前にアイルランド島で生まれた人にはアイルランドの市民権とパスポートが取得出来るんです。しかも、英国は二重国籍を認めているので英国籍を放棄しなくてもいいんです!!(←夫的にここ大事)夫もBrexitが決まるまでアイルランド国籍を取るなんて考えもしなかったそうです。パスポートはこれから申請をする予定ですが、取得出来れば夫はアイルランド市民として、私はその配偶者として、隣国のような高いハードルもなくビザが取得出来るので私たちは英国ではなく、アイルランドに移住する事にしたのです。

これからどうなるか分かりませんが、今の所は北アイルランドアイルランドは自由に行き来が出来るので住む場所がベルファストでなくアイルランドになっても私は気にしません。例え、ゴールウェイやコークになっても飛行機で20hに比べれば全然近いんですから。頑張って下準備を進めて数年後には無事移住できるようにしたいと思います。

Glen(仮)家について

 

私  ・・・ 日本人 アラフォー お局的会社員 バツあり

夫  ・・・ 英国人 2歳年下 英会話講師 北アイルランド出身

息子 ・・・ 日本人 ゆとり世代 都内で一人暮らしのリーマン

娘  ・・・ 日本人 JK 起立性調整障害あり

 

2014年の春に言語交換サイトにて夫と知り合い、その後 遠距離恋愛の末

2015年の春に日本で入籍→日本の配偶者ビザ取得後、夫が日本に移住

同年夏から息子を除く家族3人での生活がスタート。

即夫の仕事探しを始めたものの、コネや学歴や特別な資格がない上に日本語スキルがゼロが災いして半年間まっっっったく見つからず、ようやく見つけた塾の仕事も先方から「生徒が集まらない」との理由でドタキャンに遭い、その後新たな英会話講師の仕事に就くもほんの3ヶ月でまたも先方の勝手な理由(男性より女性がいい)で解雇されたり、別の英会話スクールではJKのバイト以下のような勤務時間と給与だったため新たな仕事を探し続ける。

2017年の冬 craiglistで今の職場(英会話スクール)に就職、現在に至る。

2018年の春 夫は3年ぶり、私は4年ぶりに夫の故郷・ベルファストに行き、アイルランドへ移住したい気持ちを再確認する。

2018年の夏 アイルランド移住に向けてゆっくり下準備を始める。